サンクトペテルブルク風
ロシア人にも長い名なので,ピーテル (Питер) といいます.旧地名を使ってレニングラード風 (Ленинградка) ともいうこともあります.大勝ち大負けがありうるラスパシーの点数と最低目標の引き上げが特徴です.親よりカード勝負が難しい子をソチ風より優遇するので,初心者にも優しいです.
ラスパシーの後の手では,せりの最低目標を 7 の代,ラスパシーの点を 2 倍にします.普通の状態である 6 の代からのせり,ラスパシーの倍なしに戻るには,子の目標がある宣言を親が達成しなければなりません.したがって,ミゼール,10 の代,子が 2 人とも下りた手では,ラスパシー後の状態から抜けられません.“半分出る”でカード勝負がなかったとき,子の目標がある宣言達成にあたるかどうかは,定説がありません.
7 の代からのせり,ラスパシー 2 倍のときにラスパシーになったら,次の手から,ラスパシーの点を 3 倍にします.このとき,せりの最低目標も 8 の代に上げる人がいます.8 の代からのせり,ラスパシーの点 4 倍とする人もいます.普通の状態に戻る条件は,子の目標がある宣言を親が達成することです.
親は,宣言を達成した場合,ゲーム点を得点します.この点数体系の特徴は,子の失点を半分にする代わりに,子の失点以外のすべての点を 2 倍することですが,得点だけは,スコアシートでは 2 倍せず,成績を計算する直前に 2 倍にします.
親は,宣言を達成しなかった場合,ミゼール以外では,“不足勝ち数×ゲーム点×2”を失点し,また祝儀として,同じ点を下りた子を含む子と抜けている配り手 1 人ずつに渡します.ミゼールでは,“勝ち数×ゲーム点×2”を失点します.
出た子は,目標を達成してもしなくても,“勝ち数×ゲーム点×2”を親からもらいます.出た子が 1 人のときは,勝ち数として,子 2 人の勝ち数の合計を使います.出た子が 1 人で親が宣言に失敗したときは,この点を子 2 人で半分ずつ分け合います.これを“紳士な出た子”といいます.
出た子は,子 2 人の勝ち数が目標より少なく,自分の勝ち数が個人目標より少なかった場合,“個人目標への不足勝ち数×ゲーム点”を失点します.この点だけ 2 倍が付きません.このように,子の失点を親の失点の半分にするのを“(出た子の) 半責任”といいます.出た子が 1 人のときは,勝ち数として,子 2 人の勝ち数の合計を使います.
ラスパシーは,山札を使い,全員が,“勝ち数×2”を失点します.1 勝もしなかった人は 1 点を得点します.ラスパシー後の状態のときは,先に解説したように,得失点を倍にします.
全員の得点の合計が“目標点×人数”を超えたとき,あるいは,決めた時間か手数が経過したら終局です.
目標点を上回る得点の 2 倍を失点から引き,目標点に不足する得点の 2 倍を失点に加えてから,つまり“(目標点-得点)×2”を失点に加えてから,成績を計算します.
ロストフ/モスクワ風
ロストフ (Ростов) は,モスクワ式プレフェランス (Московская пулька) ともいいます.ラスパシーのやり方と採点法,親が失敗したとき渡す点の高さなど独特な要素が多い辛口ルールです.オンラインゲーム数では少数派ですが,ソチ,サンクトペテルブルクとともに,プレフェランスの 3 大ルールの 1 つとされます.
ラスパシーの後に,せりの最低目標を上げません.
親がカード勝負せずに 3 勝不足分の点を失点して下りることを認めません.
山札についての点数を受け渡す人がいます.山札の偶然性を打ち消す意味があります.山札に次のカードがあり,親が山札を手にしたら,4 人の場合配り手,3 人の場合他の 2 人に半分ずつ,親が次の点を渡します.A 1 枚なら 10 点,同じ印の K と Q なら 10 点,同じ印の A と K なら 20 点,A 2 枚なら 30 点です.親は,公開した山札を取らずにそのままにすると,4 人の場合配り手から 10 点,3 人の場合他の 2 人から 5 点ずつもらえます.山札を放置することを,ロシア語の表現で,“山札を配り手に投げつける”というため,ふざけたルールと誤解されることがあります.
親は,宣言を達成した場合,ゲーム点を得点します.
親は,宣言を達成しなかった場合,ミゼール以外では,“不足勝ち数×ゲーム点”を失点し,また祝儀として,宣言の勝ち数に関係なく,1 勝不足ごとに 10 点を下りた子を含む子と抜けている配り手 1 人ずつに渡します.ミゼールでは,“勝ち数×ゲーム点”を失点します.
出た子は,目標を達成してもしなくても,“勝ち数×ゲーム点”を親からもらいます.出た子が 1 人のときは,勝ち数として,子 2 人の勝ち数の合計を使います.出た子が 1 人で親が宣言に失敗したときは,“紳士な出た子”で,この点を子 2 人で半分ずつ分け合います.
出た子は,子 2 人の勝ち数が目標より少なく,自分の勝ち数が個人目標より少なかった場合,半責任で,“個人目標への不足勝ち数×ゲーム点÷2”を失点します.
ラスパシーは,山札を使わず,勝ち数が一番少ない人が 1 人の場合,他の 2 人から,それぞれの勝ち数×5 点をもらいます.2 人の場合,残りの 1 人の勝ち数×5 点を半分ずつもらいます.1 勝もしなかった人は,1 点を得点します.失点がある場合,失点を 1 点減らす,ない場合 1 点を得点するという人もいます.抜けている配り手には何の点もありません.抜けている配り手が,ラスパシーのとき,失点を 1 点減らせるとする人もいます.ラスパシーの後も,ラスパシーの点数を変えません.
目標点を上回る得点は,ソチと同じように,他人につけ,10 倍の点をもらって相殺します.
カザフスタン風
カザフスタン風 (Казахстанка) は,出た子は,全責任で欲張り,親の失敗とラスパシーの失点は控えめと,渋いとされるロストフとは逆の特徴を備えたルールで,ダイナミックだと評されます.
よく使われる目標点は 120 点です.
ラスパシーの後に,せりの最低目標を上げません.
親は,宣言を達成した場合,宣言が 6 の代なら 8 点,7 の代なら 16 点,8 の代なら 24 点,ミゼールなら 40 点,9 の代なら 32 点,10 の代なら 40 点を得点します.この点がカザフスタン風のゲーム点です.
親は,宣言を達成しなかった場合,ミゼール以外では,“不足勝ち数×ゲーム点”を失点し,また祝儀として,同じ点を,出た子に渡します.下りた子と抜けている配り手には祝儀はありません.祝儀を 0 にする人もいます.ミゼールでは,“勝ち数×ゲーム点”を失点します.
出た子は,目標を達成してもしなくても,“勝ち数×ゲーム点”を親からもらいます.出た子が 1 人のときは,“欲張りな出た子”で,勝ち数として,子 2 人の勝ち数の合計を使います.
出た子は,子 2 人の勝ち数が目標より少なく,自分の勝ち数が個人目標より少なかった場合,全責任で,“個人目標への不足勝ち数×ゲーム点”を失点します.
子の採点に,子 2 人の共同目標がなく,個人目標しかない“欲張りすぎな出た子”というルールを使う人がいます.個人目標は,6 の代は 2 勝,7~9 の代は 1 勝です.子が 2 人とも出た場合,子 2 人の勝ち数の合計が何であっても,自分の勝ち数が個人目標より少ない子は,不足勝ち数だけ全責任で失点します.子が 1 人だけ出た場合も,子の目標は,上記の個人目標です.カード勝負は,手を隠して行い,下りた子の勝ち数は誰のものにもしません.“欲張りすぎな出た子”を,子が 2 人出たときだけ使う人もいます.
ラスパシーでは,山札を使わず,勝ち数が一番少ない人が 1 人の場合,他の 2 人から,それぞれの勝ち数×10 点をもらいます.2 人の場合,残りの 1 人の勝ち数×10 点を半分ずつもらいます.1 勝もしなかった人は,2 点を得点します.抜けている配り手が,この 2 点をもらえるかどうかは,事前に決めます.
ラスパシーの後も,ラスパシーの点数を変えないのが普通です.10-20,10-20-30 と点を上げる人もいます.
ラスパシーの前に,手札交換を認める人がいます.1 番手が山札を見せずに手に入れ不要札を 2 枚伏せて捨てます.ついで 2 番手,3 番手の順に同様に手札交換を行います.
目標点を上回る得点は,ソチと同じように,他人につけ,10 倍の点をもらって相殺します.
フィンランド風
原語は“Финка”です.review-pref.ru では“オデッサの”という形容詞を冠している個所があるので,フィンランドとは無関係かもしれません.“競争”系のルールで,普通のプレフェランスのルールと異なり,失点や授受点より得点を重視します.
4 人のとき,配り手は,山札に次のカードがあれば,親から点をもらえます.もらえる点は,A または同じ印の K と Q のペアは 1 勝分,同じ印の A-K は 2 勝分,A 2 枚は 3 勝分です.
6 と 7 の代での出る-下りる-半分出るを認めます.
8 と 9 の代で子が 2 人とも出るときは,1 勝は 2 人目の子の個人目標にします.
10 の代は子の目標を 1 勝にして出る下りるをいいます.
はじめる前に,目標点 40 点の半分にあたる 20 点を全員の失点欄に記入します.
親は,宣言を達成したら,ゲーム点を失点から引き,かつ,得点に加えます.
親は,宣言に失敗したら,ミゼールでなければ,“不足勝ち数×ゲーム点×2”を失点し,また,同じ点を祝儀として,子 1 人ずつに渡します.このとき,抜けている配り手も祝儀をもらえますが,下りた子の分は,出た子のものになります.ミゼールは,“勝ち数×ゲーム点×2”を失点します.
出た子は,目標を達成してもしなくても,“勝ち数×ゲーム点×2”を親からもらいます.出た子が 1 人のときは,勝ち数として,子 2 人の勝ち数の合計を使います.“欲張りな出た子”で,親が宣言に失敗しても,この点を下りた子と分け合いません.
出た子は,子 2 人の勝ち数が目標より少なく,自分の勝ち数が個人目標より少なかった場合,全責任で,“個人目標への不足勝ち数×ゲーム点×2”を失点します.
ラスパシーは,山札を使い,全員が,“勝ち数×2”を失点します.0 勝の場合,2 点を得点します.この得点で得点が目標点に達したら,失点を減らし,失点も 0 に達していたら,余りの点は消えます.ラスパシーの後も,点数もせりの目標も上げないのが普通です.
最初に失点を 0 点にした人は,3 人の場合 80 点,4 人の場合 60 点ずつ他の人からもらいます.
最初に得点が目標点の 40 点に到達した人は,他の人から 120 点ずつもらいます.
得点が目標点に達したか失点を 0 にした人が得点したら,一番少ない失点を減らし,一番多い得点を増やすとともに,減らした失点と与えた得点 1 点につき 10 点をもらいます.
得点が目標点に達する人が出るか,決めた時間が経ったら,終局です.目標点に不足する得点を失点に加えてから,成績を計算します.
ヴェー・エム・カー (ВМК) またはセレズニョフカ (Селезнёвка)
ヴェー・エム・カーは,“計算数学サイバネティクス (ВМиК)”というモスクワ国立大学のコンピュータサイエンス学科の略称です.ロストフの特徴のうち,親が失敗したときとラスパシーの点が高いことをソチに移植したようなルールです.
ラスパシーの後は,せりは 7 の代から (6,7,7,7),ラスパシーの点は 2 倍 (2,4,4,4) にします.ミゼール,10 の代,2 人の子が下りたなどの子の目標がない手では,親が目標を達成しても,ラスパシー状態から抜けません.
親は山札を手にしたあと,3 勝不足分の点を失点して下りられます.
宣言が“6 スペード”の場合,子側は 2 人とも出なければなりません (“スターリングラード).
6 の代と 7 の代で,1 人目の子は,出るを半分出るに言い換えられません.
8 の代と 9 の代で子が 2 人とも出たとき,子が目標を達成できなかったら,失点を半分ずつ分け合います.
10 の代に子の目標はありません.
親は,宣言を達成した場合,ゲーム点を得点します.ミゼールなどの子の目標がない手の得点は,得点にしても,得点にしないで,失点から引いてもかまいません.
親は,宣言を達成しなかった場合,ミゼール以外では,“不足勝ち数×ゲーム点”を失点し,また祝儀として,“不足勝ち数×10”を下りた子を含む子と抜けている配り手 1 人ずつに渡します.ミゼールでは,“勝ち数×ゲーム点”を失点します.
出た子は,目標を達成してもしなくても,“勝ち数×ゲーム点”を親からもらいます.出た子が 1 人のときは,勝ち数として,子 2 人の勝ち数の合計を使います.親が宣言に失敗した場合,“欲張りな出た子”で,点を下りた子と分け合いません.
出た子は,子 2 人の勝ち数が目標より少なく,自分の勝ち数が個人目標より少なかった場合,“全責任”で“個人目標への不足勝ち数×ゲーム点”を失点します.
ラスパシーは,山札を使い,全員が,“勝ち数×2”を失点します.配り手以外で 1 勝もしなかった人は 1 点を得点します.ラスパシーの後は,これらの点がそれぞれ,“勝ち数×4”,2 点になります.
目標点を上回る得点は,ソチと同じように,他人につけ,10 倍の点をもらって相殺するか,あるいは,誰にも得点をつけず,自分の失点を減らします.
全員が目標点に到達したら終局です.目標点を上回る得点が余ったら,自分の失点を余った得点だけ減らします.これで失点が負になってもかまいません.
全員が目標点に到達していなくても,終局に合意したら,“目標点-得点”を各人の失点に加えてから,成績を計算します.
2 人用のルール (Гусарик)
1 番手の位置である配り手の左隣に影の子の手札を配ります.影の子は,いつも 1 番手で,せりと子の宣言では,パスしか言わないものとして扱います.影の子の手札は,親子の宣言が終わるまで伏せておき,誰も見てはいけません.子は,6 と 7 の代では,影の子を使わずに 1 人で出ても構いません.この場合,子は,影の子の手札を使わず,親子 2 人の手札でカード勝負を行い,6 の代では 2 勝,7 の代では 1 勝を目指します.子が 1 人で出ることを認めず,“半分出る”を認める人もいます.子が普通に出る場合,子と影の子の手を明かし,3 人のゲームで子が 1 人で出たときと同じようにカード勝負を行います.
ラスパシーでは,山札も影の子の手札も使いません.カードの配置が読めない運任せのカード勝負です.
“盗賊” (Разбойник)
今は 2 人用の追加ルールとして遊ばれることが多いですが,3~4 人でも遊べます.また,“クラシック”の前半戦でもありました.どれだけ失点を避けるか競います.
せり,宣言とカード勝負に次のルールを付け加えます.
せりは行いません.親になる人は席順で決めます.2 人の場合 2 番手が親です.影の子が 1 番手なので,2 番手は配り手の相手です.3~4 人の場合 1 番手と 2 番手のどちらを親にするか事前に決めます.
親は,自分の目標の一覧にある目標をすべて 1 度ずつ宣言します.同じ目標を 2 度は言えません.宣言の順番は自由です.“小盗賊”の 1 人あたりの目標は,6 スペート,6 クラブ,6 ダイヤ,6 ハート,6 ノートランプ,7 の代~10の代各 1 回,ミゼール 1 回の 10 手です.“大盗賊”の 1 人あたりの目標は,6 スペート,6 クラブ,6 ダイヤ,6 ハート,6 ノートランプ,7 スペート,7 クラブ,7 ダイヤ,7 ハート,7 ノートランプ,8 の代~10の代各 1 回,ミゼール 1 回の 14 手です.“特大盗賊”の 1 人あたりの目標は,5 種類の切札で 6~10 の代各 1 回とミゼール 5 回の計 30 手です.したがって,2 人の“小盗賊”では 20,3 人では 30,4 人では 40 手のカード勝負を行います.“特大盗賊”だと,2 人でも 60 手かかります.
“小盗賊”の 6 の代,“大盗賊”の 6 と 7 の代と“特大盗賊”のすべての手では,山札を見る前に切札と勝ち数を宣言します.ミゼールも山札を見る前に宣言します.それ以外は,山札を見る前に勝ち数,見た後に切札を宣言します.
子は,影の子も含め,必ず出なければなりません.3~4 人の場合,親の左隣りの子が出て,もう 1 人の子は下りるとする人もいます.
子は,手を明かします.3~4 人の場合,隠してもよいとする人もいます.
全員が,すべての目標で 1 度ずつ親をつとめたら,終局です.
“競争” (Скачки)
得点を競うか失点をなるべく避けるかの 2 つの目的があるゲームです.
人数分の“ラウンド”を行います.1 回のラウンドは,誰かの得点がラウンドの目標点に達したら終わりです.目標点を取った人は,多額のボーナス点を他の人 1 人ずつからもらいます.ラウンド中の失点が一番少なかった人も,他の人 1 人ずつからボーナス点をもらいます.失点のボーナスは,得点のボーナスより少なくします.同点の場合,ボーナス点を等分します.ラウンドがすべて終わったら,全ラウンドの得点の合計が一番多い人と,失点の合計が一番少ない人が,それぞれ,目標と失点のボーナス点をもらいます.
サンクトペテルブルク風をもとにした“競争”のルールを紹介します.
ラウンドの目標点は,22 点か 17 点に決めます.ゲームでは,人数分のラウンドを行います.
ラウンドの始めの配り手は,直前のラウンドの最初の配り手の左隣りです.ラウンドの最初の手は,ラスパシーを行います.人数分の手だけラスパシーを行うとする人もいます.
ラスパシーの後のせりは 7 の代から,ラスパシーの点は,2,4,6 です.子に目標のある宣言を親が達成したら,ラスパシー後のしばりと点数引き上げから抜けます.
せりで全員パスしたとき以外でも,ラスパシーになることがあります.ミゼールが失敗したら,次の手はラスパシーです.このラスパシーの点数は,ミゼールの親の勝ち数により変わります.1 勝したときは 2,2 勝したときは 4,3 勝以上したときは 6 から始めます.ミゼールにせりで勝った 9~10 の代が失敗したら,次の手はラスパシーです.このラスパシーの点数は,失敗した親の不足勝ち数で変わります.1 勝不足なら 2,2 勝不足なら 4,3 勝以上不足したときは 6 から始めます.
子の目標がない宣言とラスパシーで 0 勝したときの得点は,得点にしても,失点の相殺に使っても構わないとする人がいます.
1 つのラウンドは,誰かの得点が目標点に達したら終わります.このとき,ラスパシーから抜けてなかったら,ラスパシーから抜けたときにラウンドが終わります.ラウンドで一番多く得点した人は,他の人から 300 点ずつもらいます.一番失点が少なかった人は,他の人から 200 点ずつもらいます.同点のときは,この点を分け合います.
すべてのラウンドが終わったら,総得点が一番多い人は,他の人から 300 点ずつもらいます.総失点が少なかった人は,他の人から 200 点ずつもらいます.同点のときは,この点を分け合います.
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